100年前を見る

基礎工事が着々と進み、上棟までもう間もなくとなった御殿場 神場の家づくり。

今回の家づくりには、外部・内部ともに古材を使用する予定です。

古材とは古い木造住宅から取り出された木材のことです。

昔はその地で採れた国産の木材を使用していたため、良質なものが多く、

木材の模様、色合い、風味などが少しずつ違うため、深みを演出してくれます。

古材は長い時間をかけて自然乾燥をしていき強度を増していく「天然乾燥材」です。

樹齢１００年の檜の場合は伐採されてから

１００年後が最も引っ張り強度・圧縮強度が増しており、

その後はゆるやかに強度が減少し、

３００年を経過すると伐採時と同程度の強度に戻るという研究結果もあります。

現在広く使用されている「強制乾燥材」は、

高温で強制的に乾燥させた木材です。

短時間で強度を上げられ、反りや割れなどがなくなり加工しや すい木材となりますが、

耐震性も減ってしまい時が経つにつれ劣化します。

実は自然乾燥された「古材」は、「新材」より丈夫で長持ちであるとも言えるのです。

さらに、古材にはいぶされて黒ずんだ肌、

経年変化による傷や割れ、大工さんが刻んだノミの跡など、

新しい木材では決して出せない風情や迫力があります。

今回使用する古材も独特の風合いが醸し出されており、

やはり古材でしか感じることが出来ない迫力が満載です。

本日はそんな古材を棟梁が神場の家づくりに合わせて

加工してくれました。

現在はプレカットの技術が進み、手で刻むこともほとんどなくなってしまいましたので、

この木材加工を手作業で行うことが本当に貴重です。

もちろんプレカットの木材にも大きなメリットがありますが、

このような大工さんの伝統技術が失われてしまうのは少し寂しいなと思ってしまいます。

だからこそ手作業だから出せる風合いを大切に、

これらの技術を融合させた家づくりが増えていったらいいなと思いました。

石田

YAMATO基本仕様

耐震等級3（許容応力度による構造計算）・断熱等級6　・制振・防音性能セルロースファイバー

設計事務所　ＹＡＭＡＴＯの家
https://www.yamato-k.net/house.htm

ＹＡＭＡＴＯの家　公式　インスタグラム
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NEW.小山町 一色の家

解体工事が間もなく終わりを迎える

小山町　一色の家づくり。

地鎮祭も控えており、いよいよ家づくりが本格的にスタートします。

ネイビーのガルバリウムがクールな外観。

南面の大きな窓から吹抜けを通じて、

LDKへと暖かな光が差し込みます。

２階にはロフトを備えたキャットスペースを設けました。

様々な用途として利用することができる空間です。

今回の家づくりも、

広大な敷地にのびのびと暮らすオーナ様ご家族の姿が目に浮かび、

完成がとても楽しみな家づくりとなっております。

オーナー様ご家族の皆様。

待ちに待った家づくりがいよいよ始まります。

これからもご家族皆さんで楽しんでくださいね。

石田

YAMATO基本仕様

耐震等級3（許容応力度による構造計算）・断熱等級6　・制振・防音性能セルロースファイバー

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上質な雰囲気へ

昨日は、６月２９日(土)より完成見学会を開催させていただく

三島 二世帯の家の完成写真の撮影をいたしました。

今回は、２世帯+officeのある家。

１階にはシャッター付き倉庫を備えた事務所と親世帯の暮らすLDK+寝室を。

２階には子世帯の暮らすLDK+寝室、２つの子ども室を設けました。

２階のLDKは白を基調とし、空間に清潔感と統一性を持たせました。

キッチンからダイニングへ続く壁一面にホワイトのタイルを貼ることで、

部屋全体を上質な雰囲気へと仕上げてくれます。

キッチンは奥様こだわり、フルオープンの魅せるキッチン。

キッチン前面に立ち上がりをつくらないことで、

開放感も併せ持ちます。

リビングには大開口の引き違い窓がバルコニーへと続き、

FIX窓からは爽やかな太陽の光が差し込みます。

引違い窓は天井を掘り込むことでカーテンレールを見せない、

すっきりとした納まりに。

オーダーのカーテンが取りつけられると、

またホテルライクな印象へと変わると思います。

オーナ様ご家族のこだわりと想いが詰まった三島 二世帯の家づくり。

今回は、２週間にわたり開催させていただきますので、

皆さまぜひお越しください。

ご予約お待ちしております。

石田

YAMATO基本仕様

耐震等級3（許容応力度による構造計算）・断熱等級6　・制振・防音性能セルロースファイバー

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トレンド

本日は、「インテリア」と「間取り」についてのセミナーに参加しました。

住宅取得者の約７割は、３０～４０代となっている近年の家づくりは、

皆さまがトレンドに敏感でSNSなどを通して情報を収取し、

情報過多の中のご提案となってきています。

そのため、私たちも家づくり関する最新情報のインプットが欠かせません。

インテリアもファッションほどの流行の波はありませんが、トレンドがあります。

近年は海外インテリアが一番のトレンドのようで、

＃海外インテリアをよく見かけますし、お客さまにも海外の住宅を研究している方がいます。

ミラノ・バルセロナ・パリなど

海外のようにおしゃれでオリジナリティーのある空間が人気のようです。

今回学んだ海外インテリアとは、

①多色使い

どこかにアクセントのある色を、色のリンクを意識しながら取り入れ、

②大胆なラグ

家の雰囲気を一気に変えることが出来る大胆な柄や色遣いのラグやカーペットを敷き、

③素材をMixさせる

温かみのある木材やスタイリッシュな金属など

異素材を組み合わせ、あえて空間にはずしを入れることで

オリジナリティーのある海外インテリアに近づくそうです。

それぞれ好みのインテリアを選んでいくことも良いですが、

なかなかトータルでまとまりのある空間をつくることは難しいと思います。

色のリンクを意識しながら、異素材でオリジナリティーの溢れる

海外インテリアも素敵ですよね。

これからも様々な方面の情報を意識しながら

時代の波に取り残されないよう、日々勉強だなと思いました。

石田

YAMATO基本仕様

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