羽切徹の現場レシピ 復章 転
みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!
本日は外壁左官仕上げのおさらい、第3弾!
1度下塗りをして養生期間を設けることで、クラックを先に起こし、
仕上げてからクラックが入らないようにすることが大事なんですよ!
と言うのが、以前のお話です!
そして、養生期間を置いたら、次の工程と進みます!
それは…
中塗りです!
下塗りと塗る材料は同じですが、施工の際にさらに一手間加えます!
それは、ファイバーメッシュ!!
下の写真のように
まず、中塗りを施工し、その上からファイバーメッシュをあてがいます!
そうしたら、さらにコテでおさえながら、中塗りの材料に
メッシュを馴染ませていきます!
この、メッシュを施工するのとしないのとでは、クラックが入る可能性が
断然に変わってきます!!
実はこのメッシュを馴染ませていく施工…
正直な話、手間がかかります…
しかし、なが~く住まれていく家です。
一年、二年で変えるものではありません!
オーナー様のことを思えば、やらないより、やったほうがいい。
むしろ、やるべき作業の一つだと思います!
メッシュ幅分中塗りし、メッシュを馴染ませて…とこの工程を続けていくので、
面で仕上がるまで休めません
しかし、この作業が長く住まれる家には必要な工程なのです
そうして、中塗りをしたら、また養生期間に入ります!
このメッシュを入れることで、中塗りでの養生期間でのクラックの発生は
極めて少なくなってきています!
一週間おいても、ほとんどクラックが入らないくらいになります。
養生期間を経て、次の仕上げへと工事は進められていきます!
本物は時が経つほど美しい…
2016/01/22