羽切徹の現場レシピ 第7章《3》
みなさん、おはようございます!こんにちは!こんばんは!
本日は内装シラス壁の仕上げとなります!
前回まで、塗る前工程をお伝えしましたが、
本日は…塗ります!
このシラス壁…塗るのはとても大変なんです!
高千穂シラスさんの施工要領書にも記載されているのですが、
塗ってから仕上げのパターンをつける工程を《2時間以内》に
行わなければなりません!
また、塗り継ぎができないため、塗る壁を一面一面で仕上げていかなければなりません!
そのため、職人さんの腕とスピードが大切です。
住宅の一部屋と考えるとそこまで一面の広い壁はなかなかないのかも知れませんが、
店舗などで利用する時には、上記のようなところには十分気をつけて
施工を行わなければいけませんね!
それでは、まず下塗りです!
このように、この幅3㍍もない壁でも2人がかりで塗っていきます!
下塗りはおおよそ2ミリ程度塗っていきます!
この時はまだ多少塗りムラがあっても大丈夫です!
下塗りが終わるとこのような感じになります!
そして、下塗り後15分程度置いたら仕上げの塗りを行います!
この時には厚みが5㍉になるように塗っていきます!
そして、材料が硬くなりすぎる前にパターンをつけます!
このパターンが仕上がりとなるので職人さんも細部まで気にしながら
パターンをつけていきます!
そうして完成すると左側のようになります!
ちなみに右の面が下塗りの段階です!
模様をアップしてみるとこのような感じになります!
とても、綺麗に施工が出来ていました!
今後の参考になれば幸いです!
本物は時が経つほど美しい…
2016/01/20