羽切徹の現場レシピ 復章 起
みなさん、おはようございます!こんにちは!こんぼんは!
今日は、復章として、
YAMATOの家おなじみの、
外壁左官工事の復習をしていきたいと思います!
第一章では、とんとんとん!
と、ご説明させていただいたので、今回はより詳しくお伝えできればと思います!
以前に、『ここから始まる』で、左官前のラス貼り部分をお伝えしたので、
今日は『下塗り』の部分をお伝えします。
YAMATOの家では計4回の塗る作業がありますが、
下塗りはその一回目の塗り作業となります!
下塗りを終えると写真のように、灰色の壁となります!
そして、この状態で一週間ほど養生期間としておいておきます。
この養生期間がとても大事になります!
左官仕上げ…塗り壁の場合、気になるのは壁のひび割れ(クラック)だと思います。
それは重々承知しております。
だからこそ、対応していけるのです。
その一つ目の対応が、この養生期間です。
下塗りしてすぐに中塗り、仕上げと進めていけば、クラックがより起こりやすくなるでしょう。
それは、この下塗りの段階で養生期間が少ないからかもしれません。
YAMATOの家では少なくても一週間は養生期間としておきます!!
大事なので何回も言います!
そして、この状態でわざとひび割れを起こさせます。
ひび割れは起きないに越した事はありませんが、
起きることの方が多いと考えてください。
ですので、下塗りの段階でわざとひび割れを起こさせるのです。
そうすることで、次段階に進んだ時に起きるひび割れを少なくしていきます。
工期が迫っていて…と言う理由でこの養生期間を取らないと、
のちのち困るのはお客様なのです。
それを分かっているからこそ、YAMATOの家ではしっかりとります!!
こうした一つ一つをしっかりこなしていくことで、僕たちもそうですが、
オーナー様が納得できる仕上がりをつくっています!
本物は時が経つほど美しい…
2015/12/12