今の地震に強い家とは・・・
日本で家の設計をしていて
避けて通れないと言えば
「地震」です。
プランの打ち合わせをしていても、
見学会をしていても
「耐震性」について聞かれることが
とても多いです。
それほど地震に興味を持っている
関心があることはすばらしい事です。
でも実は家の耐震性って、
今では当たり前なのです。
そこで今日は違った角度から
地震に強い家をご案内したいと思います。
地震が発生すると
実は怖いのが二次災害です。
東日本大震災では
津波がありました。
だからこそ津波対策をとっている。
これはとても重要です。
でも実はもう一つ怖い物があります。
それが地震後に発生する
「火災」です。
地震が発生した当初も
火災は多いのですが、
実は数日後になぜか
「火災」が発生します。
なぜ?
それは電気が復旧し、通電した瞬間です。
地震時に電気ストーブが倒れていたり
電気コードが損傷していたり。
そこに電気が再び流れて
火が発生する。
だから数日後。
阪神淡路大震災のときは
地震発生後8日たってから
火災が発生したようです。
総務省消防庁の調査結果だと
こんな感じで、
東日本大震災の時に発生した
火災の53%が電気が関わっているようです。
ここで重要なのは、
勝手に電気を通さないようにすること。
電気がないと生活できないですが、
安全確保ができるまで通電しないこと。
どうやって?
今は地震を感知すると
自然とブレーカーが落ちる
「感震ブレーカー」というものがあります。
メーカーさんによっていろいろのようですが、
震度5が発生して3分でブレーカーが落ちるようです。
3分は電気を流して
急に真っ暗にならないようにして
避難してもらう時間を稼ぐようです。
そしてブレーカーを落とすことで
人が再びブレーカーを上げない限り
電気が流れない。
そうすれば漏電などからの火災がなくなる。
こんないい物は!!
っと思ったのですが、
補助金などで対応しているのは
横浜市や足立区など
まだまだごくわずか。
自分たちでまだまだ
対応していかなければならないようです。
YAMATOの家づくり検討中
もしくは
お引き渡しを終えたオーナー様たちにも
ご対応できるものがあります。
私から詳しくご説明します。
2015/12/18