設計としてのクセ・・・
皆さんもいろんな癖をもっていることでしょう。
気がついていない癖もあるかもしれませんね。
さて今日ご紹介させて頂きたいのは「設計としてのクセ」
特に注文住宅のように1つ1つが違うとこの癖がとても重要。
まだYAMATOの家づくりに携わって月日が浅い小宮山さんも
設計としての癖が徐々に身についてきているようです。
その癖とは・・・
「調べる癖」
設計でなくても当たり前じゃん!!
と言われそうですが、設計の調べる癖ってなかなかストイックです。
なぜなら、図面を書くときに1cmという次元ではなく、
1㎜というミリ単位もしくは0.5㎜とかも数字として出てきます。
そして、デザイン性、施工性、コストなどもすべてが重要。
その時に、この材料はたぶんこのくらい・・・
この「たぶん」というのが通用しません。
1㎜図面がずれたときに、特に特注でつくる「MADE IN YAMATO」は
現場に行った時に施工できない!!
そんなことがおきたら大事!!
すべてが無駄になってしまいます。
だからこそわからない事を調べる。
徹底的に調べる。
とにかく調べる。
私が教えた方が早い場合もあります。
でもとにかく調べる。
その調べている過程で、実は違う情報も徐々に身についてくる。
それは、いつの日か「あっこの情報、あの辺にあったな~」
という感覚が身について、応用力がしっかりつくようになるから。
私自身も今ではMADE IN YAMATOでは恒例の鉄骨をつかったものも、
設計事務所時代に手摺1つを創るのに3日間かけていろいろ調べ上げた
情報の蓄積があるからこそ、今、フル活用できています。
そしてそのデザインが違ってもいろんな方法で解決する、
そしてさらにカッコイイMADE IN YAMATOを創り上げる。
資料が膨大になりすぎて、机の上に情報が盛りだくさんになるときもあります。
ただ、調べ上げた軌跡は必ず身になってくる。
横目でチラチラ見ながらも、なかなか面白いほど情報にかき回されている
そんな小宮山さんをもうちょっと見守ってあげようと思う日々です。
この調べる癖がついたら、おそらくワンステップのぼった自分がわかることでしょう。
設計のクセ。
そんなクセと共に、YAMATOの家スタッフの紹介をさせてもらいました。
2018/06/01