ぴったり
この言葉がどれほど嬉しかったか・・・
それが昨日、上棟を迎えていたYAMATO別荘地の家づくりでの出来事。
通常通り上棟をしていれば木材も工場の機械で加工されているので
ぴったりなのは当たり前なのですが、
今回はその中に鉄骨階段を組み込むことが必要でした。
これは工場でなく鉄骨職人さんが作ってくれたMADE IN YAMATO。
でも作ってもらうということは、設計が図面を書かなければ作れない。
図面を書いては職人さんと打ち合わせして
オーナー様ご家族にもご承認いただいて
鉄骨職人さんの製作時間も入れると3ヶ月ぐらいかかったのではないでしょうか。
いよいよ据え付けの瞬間。
私は事務所でオーナー様との打ち合わせ資料を作成していたので
見れなかったのですが、久保田さんが写真を送ってきてくれました。
でも、どうだったのかコメントなし。
自分で「無事にですか?」って聞いちゃいました。
そしたら飯塚から返ってきたのが
「ぴったり」
もちろん図面で数ミリ単位での図面を書いたので
ぴったりになるようには設計していますが、
それでも機械と職人さんと私の図面。
どこかで微妙なズレが出てくるとぴったりは無理。
いや~本当に嬉しかった。
この鉄骨階段をつくるために構造部材の微調整や
設置しやすくするために、ちょっと特殊な加工をしてもらったりと
初めての取り組みが至る所にあった、
私の中でもおそらく一番難易度が高かった図面でした。
この部材の図面はちょっと公開したくないのでしません。
でも本当に良かった・・・
あまりにも嬉しくて鉄骨職人さんにも無事に設置できたことを報告してしまった。
これも財産になったな~
図面もそしてこの経験も。
こんな素晴らしいことができる家づくりをさせてくださっている
オーナー様ご家族に感謝しなきゃな~
ただ、YAMATO別荘地の家づくり。
これでホッとできないものが現実・・・
すでにまた違う場所で職人さんたちが動き出している。
注文住宅!!面白い!!!
2018/09/01