呼吸する家
上棟を迎えさらに設計業務が多くなってきた
ここ最近ですが・・・
またまた始めます。
マニアックなブログ「設計レシピ」
前回は「通風」と「換気」について
触れさせてもらいました。
ではでは「換気」について掘り下げたいと思います。
まずは「換気」には
範囲と方法で区分されます。
範囲とは、家全体を換気するか。
家の一部で換気するかです。
そして方法。
方法は簡単に分けると
自然に換気するか、
機械で強制的に換気するかです。
機械でというと、
お風呂についているバス乾燥機にも
換気設備としての機能が付いています。
ホルムアルデヒドやシックハウス症候群など
これらを対策するために法律で
2時間で1回以上家の空気を換気するように
24時間換気という設備を設置することが
規則として定めています。
これは法律なので抜け道はありません。
自然素材を使って調湿しているから大丈夫。
そんなことはありません。
ここで建築士としてご紹介したいのは
設備に頼らずに
一生涯タダであろう自然の力を使う事。
設備はメンテナンスも必要ですし、
導入にはお金がかかります。
もちろん安定性がない自然なので
YAMATOの家でも
機械換気設備は設置しています。
でも、
「自然に暮らそう」YAMATOの家
自然に換気できるように
土地が決まって、間取りを検討している時から
検討しています。
そのヒントは・・・
「重力」と「風力」
次回!!「自然に暮らそう」にてご紹介します。
まだまだ換気というマニアックな世界の案内は続きます。
2015/11/11