風を読む
今朝はかなりの冷たい風を感じる御殿場。
家づくりでも「風」はとても重要な要素です。
ではでは、マニアックなブログ
設計レシピ始めます。
まずは家づくりにおいての「風」とは?
イメージとしては、
夏場の「涼」をとるイメージが強いかもしれません。
この時季に夏のイメージといったら
肌寒い感じがしてしまいますね(笑)
建築において「風」とは、
大きく分けて2つあります。
それは「通風」と「換気」
前記の「涼」をとるのは「通風」に分類されます。
「通風」は人が風を感じ、
体感温度を下げることを示しています。
簡単なイメージでは「エアコン」でしょうか。
これは人工的な風を使っているので、
完全な通風の定義とはちょっと違いますが。
では「換気」とは?
人が風を感じないほどの微風で
空気をクリーンにすることが主な役割で
体感温度を下げることは期待していません。
こちらのイメージは「キッチンの換気扇」
通風はイメージしやすいかもしれませんので、
設計レシピとしては「換気」をご紹介していきます。
換気と言っても、「自然」と「機械」とまたまた2つに分類され
そこからまたまたさらに細かな分類があります。
でも、これらの内容が少しでもご理解いただけたら、
快適な家には「換気」が重要だということが、
最後に判明するかと思います。
次回は、「風を読む 設計レシピ 第二段」として
「呼吸する家」をご紹介したいと思います。
皆さんも「風邪」だけには気をつけてくださいね。
2015/11/04