我が家の防犯
家づくりをしていると防犯という部分に
かなりの重点を置かれる方もいらっしゃいます。
間取りや家の配置計画など家の大きな部分で
防犯に対する家づくりに重点を置きつつ、
細かな部分のご要望をいただくことも。
わかりやすいところでいうと、
割りにくい窓ガラスを使うなど「CP表示品」という
サッシを使う方もいらっしゃれば、
もうすこし細かな部分で、窓格子の強度も
高強度にするなど防犯に重点を置かれた方もいらっしゃいます。
もっと細かいところに行くと
インターフォンやポストの設置位置も防犯に対する設計もあります。
防犯カメラというのは皆さんもよくご存じの内容になっています。
そんなハードの面での防犯・・・
がかなり薄いのが我が家。
築40年。防犯ガラスどころか複層ガラスですらない。
もちろん防犯カメラもないし、
カメラ付きのインターフォンすらない状態。
ただ1つあるのが、
ハードではなくソフトな防犯があります。
それがご近隣さん。
我が家は地域の中でも古い家。
そして嫌いな人もいるかもしれませんが、
地域のつながりが結構濃い。
なので、先日もご近隣さんから
「○○日から○○日まで北海道旅行に行くのでお願いします」
こんなことを言われました。
誰かしらが家にいる我が家。
そしてご近隣さんの顔はもちろん家族構成も知っている。
さらには日ごろどんな人が出入りしているかも
教えてもらっています。
これは父親が植木屋でご近隣さんの庭の手入れもしていたり
地区のお祭りの役をやっているから余計にそうなのかも・・・
なので、いつもと違う人が来るとわかってしまう。
おそらくドロボーさんが一番嫌いな「人の目」というのが
我が家の周囲には常にある状態です。
もちろん我が家のこともご近隣さんはすごく知っているので、
子供が産まれたときはすぐに情報がひろまって
ご近隣さんからお祝いをいただいてしまうのはあたりまえ、
我が家の葬式ともなると、近所のおばさんがキッチンで
料理をつくるという光景も私にとっては普通のこと。
これがうちの奥さんは一番びっくりしていましたが・・・
今の世の中でこういう防犯があるというのも
いい悪いがあるのかもしれません。
地域の方とあいさつすることも大切な防犯です。
ハードのことを考える前に、皆さんでもできるソフトの防犯が
あるかもしれませんよ。
我が家はこのおかげで防犯が保たれているようです・・・
あっ!そもそも盗まれるようなものがテレビぐらいか(笑)
2018/10/30