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夏の涼をとる家づくり シリーズ 第二弾
5月14日には静岡市で
最高気温が29.7℃を観測するなど
5月病に拍車をかけるような
天気が続きましたね。
シリーズブログとして、
夏の涼をとる家づくり第一弾として、
涼をとるには「通風」が大切なことを
お伝えしました。
第二段は、
通風をいかにして確保するか。
そこで重要になるのが窓を設ける位置・・・
窓を設けるには、
①太陽光(明るさ)
朝日がさんさんと室内に入り、
明るいリビングは気持ちがいいですからね。
②大きさ(デザイン・防犯・プライバシー)
外観のデザインや富士山が見える窓
といったデザイン性や、
幅が狭い窓で外部から侵入できない窓、
外からは室内が見えない大きさの窓など。
この2つは設計者として当たり前。
よく見る住宅雑誌にも書いてあります。
これらは窓をどの位置に設けるかが重要です。
もちろん風の流れを読んだ位置に窓を設ける。
これも位置なのですが・・・
ここで「・・・」が登場!!
実は窓の「開け方」が通風には重要なのです。
ここでこの言葉!!
「ウインドキャッチ」
まだまだ聞きなれない言葉かもしれません。
ウインド→風
キャッチ→捕まえる
窓で風を捕まえる事です。
イメージ①
一般的な「引き違い窓」
よく使われる窓の形で、
YAMATOの家でも適所に使っています。
窓に直角な風だといっぱい入るのですが、
窓に平行な風は室内に入りにくい。
イメージ②
「ウインドキャッチ」
これがウインドキャッチと言われる窓。
縦すべりという窓が、
窓に平行な風も室内に導きます。
ここでポイントなのが窓の開く向き。
同じ方向では・・・
これでは風の入口だけで、
出口がありません。
室内圧で風が入りにくくなってしまいます。
窓の検討は「位置」だけでは不十分。
「開け方」も重要!!
だから風のシュミレーションを
YAMATOの家では行っています。
また「窓」の話・・・
いつもここまで読んでいただいたて
ありがとうございます。
夏の涼をとる家づくりシリーズ第三弾は
「窓」だけではない!!
夏の涼をとる家づくりをお送りします。
2015/05/16
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