ん!?って思いましたか?
今日、Facebookでご紹介させて頂いたこちらの写真。
YAMATO職人さんの家づくりは
構造部材の施工が進んでいましたね。
YAMATOの家づくりではあたりまえのハイブリッド構造。
「構造用面材+筋交い」を棟梁が施工してくれています。
ってここで終ったらいつも通り。
ん!?
って思う部分が写っていませんか?
なんだか壁にいらっしゃる黒い棒状のもの。
ついにYAMATOの家でも「ダンパー」が登場です。
飯塚があの熊本地震の現地を見てきた2016年。
その直後からさまざまなダンパーの技術、施工、コストなど。
もちろんニュースでも話題になったオイルダンパーについても
メーカーさん、さらにはオイル装置に詳しい方々からの助言もいただきながら
さまざまな制振装置を検討していました。
そしてYAMATOの家はニュースで話題になる
その前からオイルダンパーではないものに着目して、
開発した会社の方にもわざわざ来ていただいて
実物も見て、実験映像なども確認して導入を検討してきました。
2年以上かかりましたね・・・
そしてYAMATOの家でようやく導入したダンパー。
もちろん国土交通大臣の認定も取得している制震装置です。
さらにオイルダンパーではありません。
ざっくりな説明となってしまうかもしれませんが、
地震のエネルギーをこの制振装置を構成している
2種類の異なる部材の摩擦で発生する熱エネルギーに変換することで
地震のエネルギーを吸収し、家の揺れを抑えるという技術です。
この技術でダンパーを作り上げたのは世界初です。
ただもちろんこれはあくまでも補助。
YAMATOの家のハイブリッド構造は今まで通り
すべての家づくりで施工し続けていきます。
まずはしっかりと「耐震」を確保した上での「制震」です。
2019年に少し変わると昨年末にご紹介させて頂いた
これは1つ目。
まだ2019年もはじまったばかり♪
一級建築士 峯田
2019/01/29