健康と家づくりシリーズ 第四弾
前回は「快適な室内環境の確保」として、
室内環境を快適なままにするためにどうしたら良いか。
をお送りしました。(第三段はこちら)
そして、断熱性のを上げることがまず一歩です。
とお伝えしました。
では、快適な室内環境は断熱や気密だけを確保すればよいか…
確かに快適な室内環境にはなりますが、
+αも必要です。
その一つが自然素材とYAMATOの家では考えます。
ただ、先にお伝えしたいことがあります。
「自然素材=健康住宅」ではないことを良く理解してください。
あくまでも自然素材を使用することは補助的な意味合いで、
ベースとなるのは高気密・高断熱です。
その理由は、こちらの写真をご覧ください。
これは、私の家です。
築40年にもなる家で、
ビニルクロスや合板のフローリングなどは全く使用していません。
完全な自然素材の家です。
でも、夏は暑く、冬はすごく寒いです。
なぜならば、断熱材もなければ窓ガラスは一枚だけ。
どれだけ冷暖房を使っても意味がないぐらいです。
だからこそ、YAMATOの家づくりでは当たり前の
高断熱の窓と断熱材は必要なのです。
その上で健康的な家にする自然素材を使用することです。
人は一日に14,400リットル程度の空気を吸うとされます。
(活動状況や身体で異なります。)
その空気を洗浄してくれる、自然素材のシラス壁や
保温効果があり素足でも温もりのある無垢のフローリングなどの
自然素材を家に取り込むことで、
より一層、健康的な家になると思います。
自然素材のみにこだわり、
ベースとなる家の快適性を二の次にしていては、
決して健康的な家や快適な家にはなりません。
毎日、実感している私だからこそ、
皆様にお伝えできることでしょう。
次回は最終章、
YAMATOの家の快適性をお送りします。
2015/01/18