家づくりの財と材
ビジネス書などを読んでいると「人財」と「人材」の文字をにすることがあります。
材はコスト。
財は財産。
簡単にまとめると、材(コスト)をいかにして財(財産)となるか。
そんな感じですかね。
家は財産。これは分かりやすいと思います。
でも、YAMATOの家にはもっと多くの財産があります。
一つ目はYAMATOの家を支える、職人さんたちも財産です。
写真はYAMATO御殿場の家を支えてくれた、大工さんです。
私自身は設計という立場ですが、家を造れと言われても造る事はできません。
技術、経験、職人として必要なものは多くあります。
私は線を引いて、図面を描くことが担当です。
その一本の線には職人さんへの思いや、オーナー様への思いが沢山詰まっています。
それを汲み取って、素晴らしい技術で家を造りあげる職人さん。
YAMATOの家の財産です。
二つ目は素晴らしい材料も、財産。
材料と書くと「材」でコストのように思えます。
実際、材料を買うとお金が必ずかかります。
でも、その素材は私たちからオーナー様への贈り物です。
適当に選んで、とりあえず家が建てばいい。
そんなことをしていては、材料にも申し訳ないですし、オーナー様への思いは伝わりません。
注文住宅を建てる以上、プロの目線でしっかりと吟味した材料。
これはいい家を造り上げる財産です。
そして最後に、YAMATOのオーナー様はもちろん財産。
どんなきっかけで、YAMATOの家で家づくりをしてくれているか。
それは人それぞれです。
でも、数多ある会社からYAMATOの家を選んでくれた以上、感謝する他ありません。
家は着工すればもちろん完成します。
そこで、私たちとのお付き合いは終わり。そんなことはありません。
私たちの財産は、時間やお金などで表すことができない財産です。
人と人の出会い。出会えば別れる。家づくりでは、別れはありません。
出会えば、一生のお付き合い。
しっかりオーナー様という財産を守るのも、YAMATOの家です。
これからも一緒にいるスタッフという財産と、いい家づくりを御殿場から発信していきます。
2014/12/21