間もなくスタート!
3月もまもなく終わる・・・
そして新しい年度2020年度がスタートします。
今年度は人事異動もなかなか進まないらしい・・・
あっ!大和建設には人事異動なかった♪
さて、新年度がスタートすると建築士はとっても大事。
家づくりがちょこっと変わっていきます。
それは「省エネ基準の説明の義務化へ」
2020年度は運用するために国がいろんな事を発信しつつ
建築士が準備する期間でもあります。
なので既に始まっていますが省エネ基準の説明の義務化ってなんぞや!?
そもそも省エネ基準ってなんぞや!?
みたいなセミナーがあちらこちらで。
これ、家づくりを考えている皆様にとってはとってもいい事!
それはその建設会社や工務店が
「省エネについてどのくらいのレベルか」をわかってしまう事が出来る!
なぜなら・・・
①「省エネ基準に適合していません」というか
②「省エネ基準に適合していませんが、このように変更すると適合します」か
③「現状で適合しています」
3つに大きく分けるとこうやって説明を受けられる。
この3つの説明を受けられるという事は
省エネ基準をその会社が検討することができているということ。
えっ!?検討できているか!?どういうことだ!?
実はもう1つ「もろ刃の剣」のような方法があります。
「説明をする義務」は建築主が「説明を受ける権利を行使」ということ。
反対に建築主が「説明を受けない権利を行使することもできます」
④そう!「説明をうけない」ということを進めてくる会社がでてくるかも!
建築主が「私は省エネ基準に適合しているか説明を受けない」
ということを選択する事も自由な権利。
だから省エネ基準の検討が面倒・・・
そうおもった会社は建築主さんに
「説明することが義務ですが、面倒な説明をうけますか?
受けない事も出来るので受けないで良いですか?」
そんなことを言ってくるかもしれませんね。
本当は言っちゃいけないこと・・・
そして省エネ基準を検討することなく
「建築主は省エネ基準の適合の説明を受けないという選択をした」
これだけの記録を残しておけばいい♪
なんて楽なんだ~!!
そして安く?そして寒く光熱費のかかる家を手に入れる・・・
それを選択したのは説明を受けない事を選んだ建築主ですから。
これが建設会社の言い分になることでしょう。
ここまできてわかりましたか?
説明を受けない権利を進めてくる会社が
一番省エネな家づくりへ消極的な会社。
ということが判断がつきやすい!
これって家づくりを考えている皆様にとってはすごくわかりやすいと思います。
あとは、適合する家を選ぶか、
適合していない家を選ぶか。
それは建築主さんの判断になる・・・
YAMATOの家のオーナー様ご家族はおそらく・・・
というより絶対に適合していない家を選ばない・・・
そしてYAMATOの家も適合していない家をもうすでにつくっていない・・・
それは少し前に小山町や御殿場の家づくりの外皮平均熱貫流率UA値が
0.50~0.52W/㎡・Kですよという事をすでに紹介できているから。
これが省エネ基準適合の説明の義務化には必要な数値の1つ。
そしてこの数値はすでに断熱等級の最高等級4を取得できる数値だから。
あとは一次消費エネルギーの専用ソフトに必要な内容を記入すると
省エネ基準の適合を説明できる資料の完成♪
もうすでにYAMATOの家では準備済!
あとは2020年度に発表になる内容に準じて
政府の流れにしっかりと合わせるだけ♪
長文になりましたが、暖かい季節になると
断熱や省エネへの意識が低下しやすくなるからこそ
じっくりご紹介させて頂きました。
この省エネ基準の適合の説明義務化については
2020年度を通して新しい情報と共にまた発信させて頂きたいと思います。
住宅省エネルギー技術者 峯田
2020/03/21