YAMATOの家│大和建設株式会社│自然素材を活かし、伝統構法(木組み+貫工法)で木の家づくりをする静岡県御殿場市・自社設計の地域工務店です。  
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断熱材・・からの映画・・

YAMATOの家の特徴。

いくつかある中でも、オーナー様ご家族が住まわれてから

すごく実感して下さるのが断熱材。

特にセルロースファイバーのデコス。

吹付ける訳でも、はめ込むわけでもなく

「吹き込む」

ネットでも「デコス」と調べると

株式会社デコスがすぐに見つかるかと思います。

熱伝導率だけ見ると0.04と

グラスウールの0.35程度やポリスチレンフォーム保温板0.36程度とくらべて

少し熱伝導率が高いように見えます・・・

 

ただ、高断熱・高気密の住宅をYAMATOの家がめざしているなか

なぜわざわざセルロースファイバーを使うか。

それは本来の数値をしっかりと発揮できる施工が施される断熱材というのがあります。

先ほどの熱伝導率。

あれはあくまでも試験体を用いて試験場でおこなっているだけ。

机上の検討ではとってもいいかもしれませんが、

断熱材が施工されるのは、机上や試験場ではなく、

皆様がすまわれる実際の家!

 

では誰が施工する?

グラスウールやポリスチレンフォームは大体が大工さん。

決して大工さんが悪いというわけではありませんが、

大工さんは断熱材の施工のプロ・・・ではない。

でもデコスのセルロースファイバーは、

株式会社デコスでの講習を受けた人しか施工ができない。

ということは、断熱材の施工のプロが施す断熱材。

大和建設の新社屋ももちろんオーナー様ご家族と同じように

セルロースファイバーを使っているので

専門の職人さんがトラックで来て施工してくれていましたよ。

その断熱材が壁いっぱいに施工されるからこそ、

試験場で計測している熱伝導率により近い数値で

家が断熱されることになります。

実際の所グラスウールでは柱との隙間ができていると、

熱伝導率が0.48や0.68などに悪化する場合があります。

断熱材そのものの良し悪しではなく、施工のレベルが大きい。

 

YAMATOの家はその他にも、

その他にも御殿場や小山町の湿気が多い気候に

デコスは木質繊維系断熱材として吸放湿性能も持ち合わせているから、

さらには音楽室などでも使えるほどの防音性も。

実際に私も自宅内に音楽スタジオをつくった家の設計時に

セルロースファイバーをスタジオを覆うように施工するようにして

外への音漏れが少ない状態をつくった家づくりもしたことがあります。

 

さらには日本ではセルロースファイバーはなかなか聞きなれないかもしれませんが、

アメリカなどでは一番多いのがセルロースファイバーで

3割以上という調査結果もあります・・・

これ・・・私も本当か?と思っていたところがあったのですが、

先日、夜にボーっと映画を・・・

「トランスポーター2」という映画を・・・

悪役と格闘・・・壁をドーン!と突き破って・・・

断熱材がボーンと飛び出して・・・

断熱材が・・・

断熱材が・・・!?

「セルロースファイバー!」じゃない!?

写真がちょっといい雰囲気ではないかもしれませんね。

セルロースファイバーはシートの中に吹き込むので、

材料そのものはとっても柔らかくてぼそぼそしているので、

こんな感じでシートがないと飛び散るんです。

だからこそ壁の中の隅々にいきわたれるんですけどね♪

本当にセルロースファイバーって海外ではメジャーなんですかね!

これを写真を撮った瞬間の奥さんのあきれた顔・・・

皆さんが、くっだらないダジャレを聞いた時の表情と

おそらく同じぐらいのあきれている顔になってました・・・

 

というのはさておき。

まだまだセルロースファイバーは奥が深いので、

またの機会に続きを紹介させて頂きますね♪

 

YAMATOの家 峯田

 

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2020/05/22
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