設計レシピ!このタイミング!?
週末になりましたので峯田が独断と偏見でお送りしている
設計としてのシリーズブログを今週もさせていただきます。
ブログ・・・
どうしてもオーナー様ご家族よりになってしまうので、
今回は「まだ家づくりを考え始めたばかり!」という方向けの
ブログとさせていただきます。
どのような内容かというと
「えっ!?このタイミングでこれ言うの!?」という、
打ち合わせ中に心の中で思ってしまう、
実は早めに言っていただきたいと思う内容をご紹介です。
これ、実際に私が出会ってきたものをご紹介しています。
①ピアノ置き場
これ、YAMATOの家でなぜか多いご要望の1つ。
ピアノを持っていらっしゃる方が多いのですが、
間取りがほぼ決まった!というタイミングで
「あっ!ピアノってどこかに置けますか?」という要望が
ポンと出てくることがあります。
たかがピアノ。されどピアノ・・・
ピアノは実はスペースをそこそこ必要とします。
また、見た目の問題も・・・
早めに言ってくださるとこうやって
YAMATO小山町の家のように、
ピアノの存在をより高めてくれるような
空間をつくることができます。
あとに言われると・・・大幅にプラン変更が必要な時も・・・
②太陽光パネル
トータル予算が見えてきたときでしょうか・・・
「あの~太陽光パネルを載せようかと思うんですが・・・」
間取りに関わるというよりは
見た目に大きくかかわります。
なんといっても屋根の形そのものが変わったりします。
間取りの終盤ともなるとかなりの大変更が必要なことも。
なので太陽光パネルを載せたいときは
かなり前の段階からご要望として挙げていただくことを
すごくおススメします!
③小屋裏収納
これも太陽光パネルと似た形ですが、
「どうも収納が少ないような気がして。
小屋裏収納つくれますか?」
これまた外観に関わる問題・・・
だけではなくて構造や法律もかかわる内容になります。
SNSなどを見ると安易に小屋裏収納をお勧めしている
記事を見かけることがありますが、
家の形だけではなくて、
どういった地域の土地かという部分でも
家全体に関わる問題になることがあります。
家の高さの制限が一番厳しい「第一種低層住居専用地域」という
地域に土地が該当している時は
特に小屋裏収納に対して厳しい面がありますので
これもまた早めにお伝えいただけると嬉しいです。
④パントリー
これもまた小屋裏収納と似た形ですが、
SNS効果が強くでるのがパントリーです。
SNSでもパントリーを「神の空間」のように
あがめているような記事をよく見かけます。
が!!
家の規模に対しての収納の割合というものがあります。
一級建築士の資格試験でもこの割合について
問題が出たことが過去にありました。
「延床面積の10~20%」
ただしあくまでも目安。この過去問もかなり古いものですし・・・
ご家族ごとにライフスタイルが違う、
さらにはYAMATOの家でも
「収納がいっぱい欲しい!!」となった結果・・・
引き渡し後に、
「なにいれるのかな?」
と収納が余る結果に陥っているオーナー様ご家族も。
パントリーは神の空間ではありません。
まずは必要なものといらないものを把握してから
パントリーが本当に必要なのかを
ご要望としてあげることをお勧めします。
パッと思いつく順番に4つご紹介させていただきましたが、
いつも以上にサラサラかけてしまったのはなぜでしょうか・・・
またこういった家づくりスタートする前に
注意していただきたい内容の設計レシピも
ご紹介させていただこうと思います♪
YAMATOの家 峯田
一級建築士事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro /yamatonoie/__public
2021/06/12