C2=A2+B2
今日のブログのタイトルでパッと気が付いた方は「理数系」ですかね。
C2=A2+B2の読み方は
「Cの2乗イコール Aの2乗プラスBの2乗」
これ覚えていますか?
三平方の定理。別名「ピタゴラスの定理」
直角三角形の三辺の各部分の関係性で、
Cは直角三角形の斜辺の長さ、
AとBは直角の関係にある2辺の長さです。
数学で教わりましたね。
そもそも算数と数学の違いは
算数は「日常生活で必要になる計算」
足し算や引き算、掛け算や割り算などは
お買い物や物を分ける時に使いますね。
数学は日常生活ではあまりめにせず、
内容としても「なぜそうなるか」が大事。
公式が成り立つまでの論理などを勉強しました。
なので数学は世の中に出ると必要ない・・・
そういうわけではありません。
先ほどの三平方の定理も数学ですが、
建築では使います!!
今日は哲生さんとちょっと現場で地縄の準備。
いろんな点から追いかけて、現地に家の骨格を落とし込みます。
家は基本的には2本の線が水平または垂直に構成されて
全体が成り立つことが多いです。
どちらか三角形すら見つけられれば、
家の骨格を現地につくりだすことは容易な事。
そして直角三角形もそこら中にある。
ロングスケールを使いながら決まった点から
2つの距離を追いかけながら交点をつくり、
家の骨格を創り出していきます。
そうすると直角三角形さえみつけられれば、
あらゆる点が現場で計算できる。
そこで登場するのがこの三平方の定理です。
直角を作るときに一番わかりやすいのが「5,4,3」の直角
C2=A2+B2に落とし込むと
5×5=4×4+3×3
25=16+9
両辺とも同じ数字になりますね。
なので直角三角形だということにもなります。
寸法を追いかけてきた図面を見ながら・・・
おっと!!ここの寸法を知りたいのにわからない!!
というときは現地で三平方の定理です。
こんな感じで。
私はiPhone利用者なのですが、
通常のタテ使いだと簡易な電卓しか出てきません。
でも横に倒すと√やsin、cosなど数学も計算できるようになる。
これさえあれば大丈夫♪
現場で書き留めながら確認。
世の中では使わなさそうな三平方の定理。
でも建築の現場ではいっぱい登場・・・
学生時代の勉強・・・
全てが無駄だということはないようですね・・・
YAMATOの家 峯田
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2021/09/23