庭木の使い分け
庭木を植える際、種類が色々あって悩みますよね。
今回は庭木を選ぶときのちょっとした使い分けを
お伝えさせていただきます。
木には、落葉樹と常緑樹という種類があります。
その呼び名のとおり、落葉樹は季節によって葉が落ち、
常緑樹は1年を通して葉がついています。
建物の南側に庭木を植える際、落葉樹を選ぶと
夏期は葉が茂って南面の窓に入る直射日光を防ぎ、
冬期は葉が落ちて室内に日光があたるようになります。
自然のカーテンのようなものですね。
また西側に常緑樹を植えると、夏期は西日をコントロールして日射量を減らし、
冬期は西風の風除樹として有効だと言われています。
他にも、外の視線が気になる場所や
隣家との距離が近いときに目隠しとしての役割を果たしてくれます。
こちらのお家では、玄関をあけた坪庭に落葉樹を植えました。
玄関に地窓やこうした窓をつけると、
季節のうつろいを感じることができるとともに
空間に広がりを持たせてくれます。
住宅の外観を華やかにしてくれるだけでなく
日射量を調節したり家を守ってくれる植木。
有効に活用していきたいですね♪
2018/06/27