地鎮祭の豆知識♪
貴重な機会の地鎮祭。
なかなかなじみがない儀式ですので
豆知識を紹介したいと思います。
まず一つ目。
神様をお呼びしたときに捧げるお供え物の一つである野菜・果物。
こちらではバナナを捧げていますが、
普段よく見るバナナと何か違うと思いませんか?
何が違うかというと、向きです。
通常、バナナは茎の部分を下にして生えているため
地鎮祭でも茎を下にして置いています。
2つ目の豆知識は、鍬入れの際の掛け声です。
鍬入れとは「地鎮の儀」とも呼ばれ、
儀礼的にその土地に鍬を入れます。
そして、盛砂に鍬を入れる際に「エイ、エイ、エイ」と
掛け声を出す場合が多いです。
この「エイ」にはいくつか理由があり、
1.鍬を入れるときに力をいれやすい
2.「栄」にかけて「家が栄えますように」という願いをこめる
3.家→いえいえいえ・・・えいえい
など様々な理由があります。
3つ目は、地鎮祭で使った鯛などの魚の食べ方です。
地鎮祭の鯛は焼いてたべることはNGとされています。
「鯛を焼く」=「火事」につながると昔から連想づけられていたためです。
以上、3つの豆知識でした。
古くからある地鎮祭の考え方を知っておくと
当日ますます有意義な地鎮祭を執り行うことができそうですね。
2018/09/26