お日柄♪
結婚式などでよく聞く「本日はお日柄もよく・・・」というフレーズ。
このお日柄の意味ってわかりますか?
お日柄とは、吉凶判断の元となる6つの日
「大安」「友引」「仏滅」「先勝」「先負」「赤口」を指しています。
聞きなれた単語ですよね。
建築でも、地鎮祭などの日取りを決める際に
暦が記された冊子を参考にするときがあります。
先日も、地鎮祭の日を決める際に取り出してきました。
中身はというと、
地鎮祭でおこなう玉串のあげ方の手順が載っています。
他にも、「大安」などの六曜の意味が掲載されています。
(画像下段)
そして、私は建築業界に入るまで知らなかったのですが、
六曜以外にも十二直・二十八宿といった暦注があります。
昭和初期の頃は、十二直が暦注のなかでも重きを置かれていた存在だったようです。
一方で二十八宿は、もともとは古代中国で天文学や占星術で用いられていたとのこと。
中でも興味深いのが、「建築吉日」という考え方です。
建築吉日は十二直に関係していて、特にこの3つが吉日の中での特に良い日といわれています。
・「建(たつ)」:万物を建て生じる日という意味があり、建築関係では最吉日
・「満(みつ)」:すべてが満たされる日。地固めや柱立てをするのに吉
・「成(なる)」:物事が成就する日。建築で何かを始めるには良い日
昔からある暦注が建築と深く関わっているのは面白いですね!
科学的な根拠はないとは言われていますが、
先人の教えや様々な因果関係・要因がありそうです。
ただ、こういっては元も子もないのですが
私自身占いや暦などはあまり気にしないタイプで
運勢が良ければラッキー♪ぐらいな感じなんです。笑
でも、オーナー様ご家族が納得できる家づくりになるのが一番なので
知識として自分の中で持つようにしています。
それにしても奥が深いですね!
調べていて面白かったです♪
2019/03/25