手書きならでは!?
先日の峯田さんのブログ「青い紙♪」で
青焼きの紹介をしていましたが、手書きの図面を見ていて
そういえば特殊だなぁと思うことがありました。
それは、第三者にも正確に内容が伝わるようにすることです。
例えば、人によって線の太さや文字の癖があると
「この線は何を意味しているのか」がわかりづらかったり
文字や数字を読み間違えたりする恐れがあります。
そのため、手書きで図面を書く際にはいくつかルールがあります。
主に、「線の太さと種類」と「製図文字」です。
線の太さは、大きく太線・中線・細線と3つにわかれます。
太線は断面線・中線は外形線・細線はタイルなどの細かいものと
使い分けています。
太線をひくときは、私はこんな太い芯ではっきり書いていました。
線の太さを使い分けることで、図面の見栄えがよくなり
さらにわかりやすくなります♪
「製図文字」というのは、あまり見たことはないかもしれませんが
このような文字です。
ハネ・はらいがなく
一定の文字の大きさで誰が見ても読める字、というのが特徴です。
この写真は私が学生時代の課題だったのですが、
このお手本をなぞって何十枚書くという課題でした・・・。
手書きの図面を書くのは、精神的にも体力的にもかなりしんどいのですが
完成したときの達成感はひとしおでした!
もし手書きの図面を目にする機会があれば
上記のことを思い出してみてください♪
製図のポイント(?)の紹介でした!
2020/02/26