現在と未来
間取りの際に皆様悩まれることが多いのが
子供室の間取りです。
子供はいつかは巣立っていくもの。
子供が小さいとき・思春期のとき・巣立ったあとにあわせて
現在の状況だけでなく将来のことも踏まえて考えると
間取りのイメージがしやすくなると思います。
例えば完全個室パターン。
お子さんがいなくなったときには、
納戸になったり、ご主人や奥様の趣味室に変更することを想定されています。
最近は子供室はベッドと机が置ける最低限の広さにして、
その分寝室を広くしたりウォークインクローゼットを設けることが多いです。
次は大きな子供室をつくって、将来的に分離するパターン。
お子さんが同性の場合は、仕切ることをせずに
そのまま使っている方が多いです。
異性の場合はやはり個室が欲しくなるもの。
そこで将来的に分離できるように
ドアを2つ、コンセントの位置やエアコンもつけられるようにと
注意点が必要になります。
オーナー様ご家族のお家では、
広い子供部屋に収納を2つ作り、
1つのウォークインクローゼットにお子様達の衣服類。
もう一つのクローゼットにおもちゃと使い分けすることで
整理整頓もしやすいようにしました。
そして、子どもが増えるかわからないから、
個室にはせずに大きなフリースペースを設置したパターン。
柱が立っているのは、個室を作るときのドアの設置を考慮して
事前に設置しています。
広いフリースペースはご家族専用のセカンドリビング的にも使えます。
ご家族の状況に合わせて柔軟に対応できるのが
木造住宅の良いところです。
是非参考にしてみてください。
小宮山
設計事務所 YAMATOの家
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大和建設株式会社(YAMATOの家)
御殿場市駒門318-4
2022/08/29