線を通す
今週末に完成見学会をおこなう御殿場 印野の家。
今回は「ここまでこだわるの!?」という点の紹介です。
こだわりポイントがいくつもあるLDK。
水槽に関するブログは→コチラ←。
今回は全体的なラインの話です。
住宅には様々なライン(線)が出てきます。
窓の枠のライン。
天井のライン。
手摺のライン。
壁の意匠が変わるところのライン。
キッチンのライン。
挙げるとキリがないくらい、様々なライン。
そして、ラインが少なかったり
ラインが一直線に通っていると
余計な凸凹がなく見た目にもすっきりして美しい意匠になります。
今回でいうと、キッチンカウンター周りのライン。
キッチンカウンターの奥行と水槽のタイル張りのラインの始点を揃えることで
綺麗な角が出て、空間にメリハリが生まれます。
こちらの赤い線の部分です。
さらに上の写真に追記していますが、
レンジフードの高さとペンダントライトの頭の高さを
揃えています。
そこまで!?と思われるかもしれませんが、
ラインが通っていることですっきりした印象を受けます。
細かいこだわりがあるYAMATOの家のことを
職人さんもよく分かってくださっていて、
職人さんもその意向を汲んでくださるのが
YAMATOの家の強みだなと改めて思います。
ちなみに。
こちらのペンダントライトは
あえてラインをずらしてリズミカルな動きを出しています。
ただ、照明の高さ(コードの長さ)も
図面上でミリ単位まで検討して書いています。
正直住宅関係の方でないとそこまで気づかないと思います。
でも部屋に入ったときに「何かかっこいい!」と感じる裏には、
実は細かく計算された設計が隠れています。
その感じ方を完成見学会で実際にYAMATOの家を見て
実感していただけたらと思います。
小宮山
設計事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro/yamatonoie/__public
大和建設株式会社(YAMATOの家)
2023/07/25