特有の美しさ
最近、「シンメトリー」と「アシンメトリー」をよく意識しています。
デザインや、建築の世界でも多く意識され、
空間をつくるうえで大切な要因となっています。
シンメトリーとは左右対称のことで、
西洋のデザインでは、均衡、安定、完全など
シンメトリー(左右対称)が美しいとされており、
ヨーロッパの古い宮殿などは
左右対称に作られていることが多いです。
これによって、重厚感や安定感を感じることが出来ます。
シンメトリーとは反対に、
左右非対称を意味するのがアシンメトリーです。
日本人は、古くから不均衡、不安定、不完全など
アシンメトリーの美意識を大切にしてきたことが
和室の床の間の配置によく表れています。
重心や奥行を意識しながら、
あえて均衡を破ることで造形に変化や奥行をもたらします。
皆様は、どちらを魅力的に感じることが多いでしょうか。
私は、圧倒的にアシンメトリー派です。
均衡のとれたシンメトリーと変化を楽しむアシンメトリー。
ぜひ、それぞれ特有の美しさを理解しながら家づくりにも
その効果を活かしてみてくださいね。
石田
設計事務所 YAMATOの家
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2022/11/24