進化

建物を計画するうえでとても重要なことがあります。

YAMATOの家でも一番初めに行う

「現地調査」です。

 

敷地の境界や、既存建物の位置、道路の形状、などを

トランシットと呼ばれる機械を使い、測量していきます。

現在の測量は、一人がとりたいポイントに反射鏡をたて、

一人が機械を操作してレーザーで数値化していきます。

 

取りたいポイントは、多いときで数百点。

一日がかりで測量を行います。

 

しかし、今回土地家屋調査士の先生に教えていただいたアプリ。

iPhone Proに搭載されているLiDERという機能があるのですが、

それを使用し、空間を３Ｄスキャンすることができるようです！

 

iPhoneには計測というアプリが初めからインストールされていますが、

使用したことはありますでしょうか。

このアプリ、カメラを起動し、画面上で点と点をとると長さが測れてしまう優れものです。

 

このアプリの進化版というのでしょうか。

計測できるだけでなく、実際に空間を３Ｄスキャンしてくれ、

さらに画面上で計測までできてしまいます。

 

実際に使用してみましたが、iPhoneをもちながら

ゆっくりと動かしていくだけで出来てしまうのでとても簡単ですし、

時間もかかりません。

 

さすがに多少の誤差は出てしまいますが、

現在使用しているトランシットと併用して測量を行えば、

かなり時短になりますし、測量のミスも減ります。

 

様々な技術が発展し、色々なことが世の中で進化していきますね。

これを使いこなせるような人になりたいなと思いました。

 

 

石田

 

 

YAMATO基本仕様

耐震等級3（許容応力度による構造計算）・断熱等級6　・制振・防音性能セルロースファイバー

 

設計事務所　ＹＡＭＡＴＯの家
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2024/02/26