正解のない空間
来週末に完成見学会を実施させていただく、
御殿場 深沢の家づくり。
今回は、特にオーナ様とこだわった点
照明計画のご紹介をさせて頂きます。
照明計画とは、
間取りや空間に合わせ、適切な照度(明るさ)を確保するために、
照明の数や配置、光量をプランニングすることです。
今回の家づくりの照明計画、
リビングダイニングにダウンライトを配置しておりません。
照明に何を採用したかというと、スタンドライト。
フロアランプを採用しました。
フロアランプとは、ランプ自体が自立しており、
床置きできる照明のことです。
コンセントにさすタイプの照明なので、
特別な工事も必要なく、
配置を自由に変えることができるのが大きな特徴であり、利点となっています。
今回の家づくりでは、フロアランプの設置場所をはじめから計画しているため、
照明の入り切りが部屋の入口付近のスイッチで出来るよう、施工してあります。
そしてフロアランプ以外にもう一点。
ダイニングにはペンダントライトを設置しました。
注目していただきたいのが、天井の仕上がり。
今回採用したのが、フラットシーリングカバーというパーツです。
天井とほぼ同じレベルで取付可能なシーリングカバーで、
通常のフランジよりも天井がすっきりと⾒えます。
明るい空間に慣れてしまっている我々日本人からすると
暗すぎたら困るからとりあえず多めに…。
といった照明計画になってしまう方も多いかと思います。
しかし、あまりに多く配置しすぎて普段つけない照明があるなんてことは
あまりにもったいないです。
もちろん照明器具代や取付費などもそうですが、
天井の美しさが格段に変わってきます。
見た目の観点のみで考えるとやはり天井には何もないほうがスッキリしていてきれいです。
しかし、用途や空間づくりによって選ぶべき照明は変わってきます。
そのため、リビングや寝室はゆったりと寛ぐところだから、
少し薄暗いくらいの空間で。
スタディースペースやワークスペース、
キッチンや洗面化粧台などは手元や顔がしっかりと見えるよう
明るく色温度の高い照明に。
などの照明計画を行っていきます。
家族構成や好み、用途によっても照明計画は様々です。
これが正解というものもありません。
オーナ様ご家族にあった空間にするため、
丁寧に計画していきます。
今回の御殿場 深沢の家づくりもオーナ様と何度もお打ち合わせさせていただきました。
照明計画の参考になると思いますので、ぜひ見学会にて実際に体感してみてくださいね。
皆さまのご来場心よりお待ちしております。
石田
YAMATO基本仕様
耐震等級3(許容応力度による構造計算)・断熱等級6 ・制振・防音性能セルロースファイバー
設計事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
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2024/03/21