用途や場所で使い分ける
暖かい日の光を取り込む空間には欠かせないものが窓。
しかし、夜に明かりをつける時や室内を見せたくない時には
窓からの視線を防ぐものが必要になってきます。
浴室や脱衣室、トイレなどの明かりだけを取り入れたい空間には、
型板ガラスと言われるくもりガラスを使用することがほとんどです。
くもりガラスはガラスの片側に凹凸の模様をつけ、
光を通しながら視線をさえぎります。
光を確保しながら内部を見せたくない場所に最適です。
透明なガラスと比べ、室内が暗くなってしまうのではないか
と思われることが多いのですが、数値的に見ても
取り込める日射量にはほとんど差がありません。
むしろ、透明ガラスの場合は直接光が入っているところだけ見れば
明るいですが、そのほかの場所は暗めです。
対してくもりガラスは、光が乱反射するので、まんべんなく明るくなります。
一日を通して奥の方まで明るさを届けたいのなら、
むしろくもりガラスの方が効果的です。
日当たりの良い部屋で太陽の明るさを直に感じたいといったときには、
透明ガラスがおすすめですが、
全体的にふんわりとした明かりが欲しいときや、
内部を見せたくないときには型板ガラスがおすすめです。
ガラスの種類も用途や場所によって使い分けていきますので、
ひとつひとつ丁寧にお打ち合わせいたします。
石田
YAMATO基本仕様
耐震等級3(許容応力度による構造計算)・断熱等級6 ・ 制振・防音性能セルロースファイバー
設計事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro/yamatonoie/__public
2024/05/21