では実例で!
2つ日間に渡ってお送りさせて頂きました
2020年の省エネ基準の適合義務化。
YAMATOの家ではどうなの?
っという事でこれから始まるYAMATO御殿場の家にてご紹介させて頂きます。
では早速その外皮平均熱貫流率と冷房期平均日射取得率。
2階建ての住宅です。
外皮平均熱貫流率は0.65W/㎡・Kで基準値の0.87を下回り適合。
冷房期平均日射取得率も1.5で3.0を下回り適合。
現状では断熱性能等級は最高位の等級4を取得できました。
これもYAMATOの家で申請をしたので、
設計担当の私が全て計算しています。
断熱性能も準備OK!がわかった♪
でも、ここで終わると面白くないので、
更にもう一つ、
「一次エネルギー消費量計算」をこちらの家づくりで
引き続き計算したいと思います。
それはまた明日♪
そもそも・・・
そもそも、何が変わったの?というところ。
断熱性を気にされる方は聞いたことがあるかと思いますが、
Q値という言葉。
これがそもそもなくなりました。
Q値は家の総熱損失量を床面積で除したもの。
床面積と言うところが課題でした。
YAMATOの家のように注文住宅をやっていると
真四角な家ばかりでなくちょっと変わった家が多い。
その時に同じ規模の家とのQ値が
不利な方向へ判定される場合が多かったようです。
その課題を解消したのが今の基準の外皮平均熱貫流率。
家の外壁、床、屋根、天井、窓の面積から判定するので
いろんな家の形をしていても対応できるようになりました。
合わせて変更された、冷房期平均日射取得率も
住宅の大きさや形による評価のばらつきを少なくしました。
内容はざっくりですが、
簡単に言うと、その家の形状に合わせて評価できるようになった。
評価基準がちょっと変わった。
なので、窓の面積や方位、断熱材の施工する場所なども
重要になってきたので、各建設会社の方針が問われている。
これが本当のところかもしれません。
ではYAMATOの家は!?
明日、実際にこれから始まる家づくりでご紹介させていただきます。
2年後の準備は?
2020年。
東京オリンピックも大切ですが、
家づくりにおいてもとても大切。
それは住宅の省エネの義務化。
今まで、住宅について耐震性能や防火性能、
安全性能は設計の段階で役所の検査がかなり細かく
それらについて法律に適合していなければ
家づくりの着手が出来ませんでした。
ただ、その中に1つ日本がまったく判断していなかったもの。
それが家の断熱性能などをみる「省エネ性能」
どんな断熱材を使っているか、どんな窓を使っているか、
照明器具は?給湯器は?
そんな部分についてはまったくの未検査。
各建設会社の判断にゆだねていました。
でも2020年からは省エネ性についても
設計の段階から役所の検査がはいります。
っということはそれらの法律に適合していなければ
家づくりはスタートできなくなります。
だから「義務化」
今はまだ政府が推奨しているだけ。
そのかわり推奨した基準に適合する
低炭素住宅やZEH(ゼッチ)住宅などに補助金がでたりします。
まだ2年後・・・
でも、設計の視点からすると
この書類を作る事はかなり事務的な部分での負荷がかかります。
すでに申請の代行までしてくれる企業まで。
YAMATOの家は2年後の準備できている?
そんな心配があるかもしれないので、
御殿場も寒さを強く感じてこの辺の断熱性能についても
いろいろ興味があるかたが増えてきそうなので
今日から数日にかけてこの省エネについてブログでアップします。
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