シリーズとつけた本当の理由・・・
さぁそろそろYKKAPの回し者感がかなり強くなってきているかと思います。
こればっかりはしょうがない。
YAMATOの家で樹脂サッシのAPW330シリーズを使っているから。
さてさてここで再度登場のAPW330シリーズという言葉。
使い勝手でAPW330とAPW331に分かれているからシリーズとして
ご紹介していると最初のブログで紹介しました。
たしかにAPW331には「引き違いテラス戸」と
「勝手口ドア」と「テラスドア」の種類しかなく、
その他の使い勝手はAPW330に分類される。
だからシリーズと使いましたが・・・
じつはまだこのAPW330シリーズと呼ぶ意味が・・・
それはAPW330の中でもガラスの仕様と
スペーサーという部分での仕様で分かれます。
先ず大きく分かれるのが、
複層ガラスかトリプルガラスかです。
ガラスが2枚あるか、3枚あるかの違い。
もちろん断熱性のも変わってきます。
そしてもちろん価格も・・・
プロ仕様の価格一覧を見ると、
トリプルガラスにした瞬間、価格が約2倍ぐらいになる・・・
これは知っている人が多いでしょうし、
いろんな会社の営業さんでも説明できるかもしれない。
ただ・・・
まだ細かい分類が必要です。
複層ガラスにも種類があります。
2枚ガラスの間にガラスの断熱性能を向上させる
ガスが入っているかどうか。
さらにその2枚のガラスのガスを入れる部分のスペーサーが
アルミでできているか樹脂でできているか。
それだけでも断熱性のが少しずつ変わっていきます。
そしてさらに細かくいくと、
LOW-Eガラスとして何色のフィルムがどこに貼られているか。
これまたガラスの断熱性能が変化します。
ニュートラル、ブルー、ブロンズ・・・
見た目で色を変えている・・・
というのもあるかもしれませんが、性能値が違います!!
さらに防犯性能を高めるかわりに断熱性能がちょっと落ちる
防犯ガラス。
プロバンス風の家がお好きなかたは好むかもしれない
窓ガラスのなかにモールが入っているもの。
あとは透明ガラスか半透明ガラスか。
これらを細分化していくとこんな一覧になる。
この中からAPW330シリーズを選択していくことになります。
どうです?
さくっと樹脂サッシを使う事が困難な事がちょっとわかりましたか?
これらを設計が選択しているのがYAMATOの家。
だからこそYAMATOの家の設計が断熱への知識も必要とされる。
じゃあそろそろ他社さんの見ているかもしれないので、
自分たちの使っている物だけでもっと上位クラスの樹脂サッシを言わないんだ!!
と言われそうなので、明日はその辺をご紹介させて頂きますね♪
YAMATOの家 峯田
世界のスタンダードをYAMATOに♪
これまたYKKAPの資料からのご紹介。
樹脂サッシって世界ではどれくらい使われているの?
まだ全然使われていないんじゃない。
だって日本で使われていないんだもん。
はい!
「井の中の蛙」
これが世界の樹脂窓の普及率です。
アメリカ、ドイツ、イギリス、フランス・・・
この辺が普及率が60%を超えているのはもしかしたら
ちょっと想像できたかもしれませんね。
でも・・・
ここ最近いろいろありますが、中国や韓国のアジア圏。
おいおい!!
日本の17%の倍の30%も中国であるじゃないか!!
樹脂サッシは世界ではスタンダードな窓なんです。
日本が特殊。
「我慢の精神」
アルミサッシで結露と寒さに我慢することが美徳。
そんなことしていたら病気になるしカビと共に暮らそうですよ。
とくにヨーロッパでは家の断熱性で保険料が変わる国もあります。
断熱性性能が低いと、病気になりやすい。
それだけ医療費がかかる。
じゃあ断熱性能の低い家を取得した人から保険料を多めにもらう。
そのぶんで医療費を賄う。
イギリスでは「寒い住まい」自体が基本的人権の侵害とされるようです。
人権侵害まで窓が影響するとは・・・
これほど世界では断熱性に重きを置き、
だからこそ樹脂サッシが世界ではスタンダード。
あっ!YAMATOの家のオーナー様ご家族は
樹脂サッシが当たり前だから世界のスタンダードだった♪
でも樹脂サッシ。
まだまだ奥が深いので明日ももちろん窓についてご紹介ですよ。
断熱マニア 峯田
脱!アルミサッシ!!
さてさてカビを発生させないためには
窓の結露を防げばよいというのはご理解いただけましたでしょうか?
今日は窓メーカーのYKKAPの回し者になります!
アルミサッシを使わずして何をつかう!?
樹脂サッシ!!
ここで注意。
YAMATOの家で使っている窓の樹脂サッシとは、
ガラス面以外は基本的に「樹脂」で作られている事が前提です。
よく間違われるのがYKKAPでいうところのエピソードNEOという
「アルミ樹脂複合窓」というもの。
一応カタログには結露するかどうかの実験があります。
でも相手が1枚ガラスの窓って・・・どうなの?
これはYAMATOの家では使えない・・・
使うとしたら断熱材を施工しないような外収納の窓とか
駐車場につける窓には使ったことがあるのでカタログは持っていました。
オーナー様ご家族が快適に住むための断熱材が施工されている部屋には
付けられない窓です。
なんたって熱貫流率が複層ガラスで3.49W/(㎡・K)って・・・
LOW-Eをつかっても2.33W/(㎡・K)です・・・
御殿場や小山町の環境では・・・
なのでYAMATOの家では何を使っているかというと、
樹脂サッシのAPW330シリーズ。
シリーズとつけたのは窓の使い勝手で、「APW330」と「APW331」という品番に分かれているから。
APW330が基本的な窓をもっているので今回はAPW330シリーズとさせていただきました。
APW330のカタログにももちろん結露の実験が、
こっちはアルミの複層ガラス。まだ一般流通しているらしい。
流通していることに、恐ろしさを感じます。
そしてサーモグラフィカメラも。
断熱材の施工されている壁と窓が見分けがつかないぐらい。
・・・メーカーのカタログじゃん・・・
って言われそうなので、YAMATOの家は自分たちで撮影しました。
これがAPW330シリーズを撮影した写真!!
撮影したのは御殿場市御殿場で建設中だったオーナー様ご家族の我が家。
壁との温度差がないほど、窓の断熱性のが高い事がわかりますか?
こうなると窓枠で室内の空気が冷やされて
窓枠周りが結露するという状況はすごく発生しにくくなる。
よしこれでカビの対策はOKなんだな。
YAMATOの家には内緒で他社さんでAPW330シリーズを使ってもらおう♪
ムフフフフ♪
とお思いの皆様。
まだ説明が途中です。
樹脂サッシのAPW330シリーズはそんなに簡単ではありません。
まだまだ主力ではない高断熱サッシはそんな簡単説明では選べないんです!
まだ明日もYKKAPの回し者のように窓を紹介させてもらいます。
YAMATOの家 峯田
御殿場の当たり前!?ではない。
まずは見学会をしたり、家づくりの要望を確認すると
御殿場や小山町の皆さんが書く言葉がこれら。
「寒い」
「湿気」
この2つは御殿場の気候条件で「外」ではやむ負えない。
それが御殿場の自然だから。
あくまでも「外」ではしょうがない。
もう2つ・・・
「カビ」
「結露」
結露はまだしも、おいおい!!
カビってなんじゃ!?
よしカビを押えよう!!
そんなことを家づくりでは考えていません。
カビの発生条件は!?
①カビが繁殖するための栄養がある。
②酸素がある。
③適度な温度がある。(5℃~35℃程度)
④湿度がある。
⑤成長するための時間がある。
まず①、②、③これらは人が生活するためにも必要。
①の栄養については衛生微生物研究センターのホームページにも
今流通している建材はほとんどがカビの栄養になる、と書かれています。
これじゃあどんなふうに家を作ろうとしても不可能。
②の酸素が無ければ人も呼吸できない。
③真冬でいくら寒いといっても室内だったら5℃にはなる。
じゃあ④と⑤は?
先ずは⑤の成長するための時間がある。
これは簡単に言えば掃除をこまめにすること。
そのへんは連続ブログをやるYAMATOのブログで見てみてください。
最後に残った④!
湿度がある。
そう、御殿場や小山町の皆様が家の不満で書く「湿気が多い」
濃霧も発生しやすい御殿場、小山町。
だけどそれは「外」での話。
室内はなぜ!?
それが窓の「結露」
これまた衛生微生物研究センターのホームページにも
カビを繁殖させないためには「結露を拭きましょう」と書いてありました。
よし!窓が結露するのはしょうがないから、窓を拭こう!!
そんな馬鹿なことがありますか。
YKKAPのカタログより。
結露をしない窓がこの世には存在していない?
これは正解。
100%発生しないものはない。
生活環境で過剰加湿をすれば快適な生活ではないが、
窓に結露を発生させることは物理的に可能。
だけど「普通に生活していてすごい発生しにくい窓はある。」
それを実現するためにYAMATOの家が宣言したのが
「脱!アルミサッシ!!」です。
アルミサッシを使わずして何を使う!?
よし明日は窓メーカーの回し者になってやる!
でも回し者になったとしても、本当の事が書いてあるからしょうがない。
では明日はアルミサッシではなく何を使うのかをご紹介します。
住宅省エネルギー技術者 峯田
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