夜中に遭遇
先日、家族が寝静まる中リビングで寛いでいると、
視界の隅に黒い影・・・。
まさかと思いましたが、20cm以上はある
大きな蜘蛛が壁に張り付いていました・・・。
私は虫が苦手なのですが、
そのまま放っておくわけにもいきません。
家族は寝ていますし、私がやらなくてはと腹を括るまでに30分。
殺虫剤を片手に格闘すること30分。
殺虫剤を大量に撒いたのでその片付けに30分と
肉体的にも精神的にも非常に疲労しました。。
さて、そんな虫問題。
新居にできるだけ虫は入れたくない、という方は
窓の網戸の選び方も知っておいてもらえたらと思います。
窓の網戸にはいくつか種類があります。
YAMATOの家では断熱性能の高いAPW330の樹脂窓を標準採用しています。
その中ですべり出し窓の場合、ハンドル形状によって網戸の種類がかわります。
一つ目はドアレバーのようにハンドルを動かして
窓を押し出すグレモンハンドル。
網戸はロール状になっていて、横や上部におさまっています。
グレモンハンドルの場合、網戸を開けてから窓の開閉をおこないます。
そのため、開閉時に室内に虫が入ってしまうことも。
また、虫が網戸についた状態で窓を閉めると
当然虫は室内に残ったままです。
もうひとつがオペレーターハンドル。
ハンドルをくるくるまわすと窓が開く仕組みになっています。
網戸は固定されています。
オペレーターハンドルの場合
網戸を締めたまま窓の開閉ができるため、
虫が入りにくいと言えます。
ただし、窓の掃除をする際は網戸を一旦取り外す必要があります。
ハンドルの動作、網戸が常時見えるかしまえるかという意匠性、
周囲の環境(虫が多いか)、掃除の頻度など
色々な点から考えてみてくださいね。
小宮山
YAMATO基本仕様
耐震等級3(許容応力度による構造計算)・断熱等級6 ・制震ダンパー ・防音性能セルロースファイバー
設計事務所 YAMATOの家
https://www.yamato-k.net/house.htm
YAMATOの家 公式 インスタグラム
https://www.instagram.com/yamato_house/?hl=ja
YAMATOの家 公式 Houzz
https://www.houzz.jp/pro/yamatonoie/__public
ダイナミックさ
YAMATOの家では製作収納が多いです。
キッチン背面収納、ダイニング収納、和室の造り付け収納など
オーナー様ご家族の使用用途にあわせて
寸法やレイアウトを検討して作ります。
そして製作家具には扉がつきます。
収納の枠に合わせて、同じ材料で扉を作ることが多いです。
そこで心強いのが建具職人さん。
枠の採寸をした上で建具を製作してくれるため、
いつも綺麗にぴったり納まります。
時にはあえてデザイン性の優れた
パネル類を使うこともあります。
畳やクロスの色を考慮して選んだパネル。
落ち着いた空間にふさわしいデザインです。
現在建設中のお家でも素敵なパネルが登場します。
「大自然」をアレンジしたパネルだそう。
1枚でも絵になるダイナミックさが非常に素敵です。
和室の収納に貼るのですが、このパネルを際立たせるために
壁や天井はブラック系でシックにまとめます。
どのような仕上がりになるのか
今から完成が楽しみです。
小宮山
YAMATO基本仕様
耐震等級3(許容応力度による構造計算)・断熱等級6 ・制震ダンパー ・防音性能セルロースファイバー
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強い味方
YAMATOの家では注文住宅のため、
家具類や洗面台などを造作することが多いです。
他にも、鉄骨関係の物も社内で図面を作成して
鉄骨職人さんに作ってもらいます。
鉄骨関係といっても物は様々。
最近増えてきているものが物干し金物。
物干し金物の中には使わない時に取り外しができるものなどもありますが、
基本的に取り外さず付けっぱなし、というときに採用することが多いです。
寸法も調整できますので、間取りや使われる方の身長などにあわせて
自由に設計させていただいています。
ちなみに、上の写真のカウンターの脚部分も
製作の鉄骨で作りました。
意匠的にもすっきりした洗練された雰囲気になります。
階段の手すりも鉄骨で製作します。
壁の下地に鉄骨の端部を納めることで、
仕上がり時にはすっきり見える納まりになっています。
まるで壁から浮いているかのよう。
この、「下地に接続部を納めて、仕上がり時に見えないようにする」
というのはこだわっています。
バルコニーの鉄骨手摺も下地に部材を埋めこみ、
表には極力部材が見えない
すっきりとした仕上げになっています。
吹抜け手摺も接続部を床に埋め込んでいます。
ちなみに既製品の場合だとこのように納まります。
違いがわかりますでしょうか。
既製品の場合、このように支柱の脚部が表に出てくることが多いです。
YAMATOの家ではこれらをできるだけ見せない納まりを
工夫しています。
見比べてみると、小さい部品ですがあるのと無いのとでは
受ける印象が大分変わると思います。
そしてこれらの鉄骨図面は
小数点以下の寸法で細かく作図し、
鉄骨職人さんが精巧に作ってくれます。
YAMATOの家の職人さんの
細かくて丁寧な仕事は
YAMATOにとって強い味方です。
職人の皆様、いつもありがとうございます。
小宮山
YAMATO基本仕様
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たまには
先日東京に行って、ずっと行きたかったあの場所に行ってきました。
テート美術館展とガウディ展です。
東京に住んでいた時は週末になると
美術館をハシゴして巡ることもあったのですが、
こちらに引っ越してからはなかなか行く機会もありませんでした。
テート美術館展では「光」をテーマに
絵画やインスタレーションが展示されていました。
個人的には気になっていたこちらの絵画が見れて大満足でした。
光の煌めきや波の音までもが感じられて、
ずっと見ていたくなるような絵画でした。
私が好きなジェームズ・タレルという芸術家の作品もあり
テンションが上がりました。
空間まるごと芸術作品にしていく様は圧巻です。
これは本当に行けて良かったです。
住宅でも開口を絞って重心を下げて
静と動を感じるような、
そんな空間があっても面白いだろうなと感じました。
ガウディ展は最終日間近ということもあり
ものすごく混んでいて歩くのも困難なくらいでした。
私はサグラダ・ファミリアの歴史やデザイン性もそうですが
構造も気になっていました。
というのも、内部はこのように開放的な空間で、
まるで樹木のように柱が立っています。
コンピュータもない時代、どのように構造計算をして
設計したのだろうと疑問だったのですが、
その答えは意外にも地道なものでした。
チェーン状のものを構造体に見立てて、
重りを付けて吊り下げたものをモデルにしています。
この状態は、引っ張り力だけがかかっていて
安定している状態です。
それを上下に反転させると教会の形になります。
この状態は柱などに曲げモーメントが加わらず
圧縮力のみかかるという理想的な状態です。
このような構造解析をして模型を作り、
それから現場で施工するという
なんとも手間暇かけた設計だったとのことです。
(文章での説明が難しく・・・気になる方は
「ガウディ 逆さ吊り実験」で調べてみてください)
その発想も情熱も根気も
全てにおいて脱帽しました。
サグラダ・ファミリアの完成は2026年予定でしたが
コロナの影響で延期になりそうです。
完成したら観に行ってみたいなと夢が膨らみました。
様々な美術作品に触れて
有意義な休日でした。
小宮山
YAMATO基本仕様
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